2023 年 3 月 2 日に12 人のモンゴル人ウォーカー団体が、福岡市西浦にある蒙古山の頂上の蒙古山之碑までにハイキングしました。ハイキング途中に鎌倉幕府は1276年に築造させた元寇防塁を拝見しました。

元寇防塁について少し説明致します。文永11年(1274年)に元による侵攻(文永の役)を受けた鎌倉幕府は本格的な異国警固に着手し、翌建治2年(1276年)に異国征伐として高麗出兵を計画し、平行して石築地を築造させ、元による再襲来に備えました。元寇防塁の高さ・幅は平均して2メートルです。総延長は、西の福岡市西区今津から東の福岡市東区香椎までの約20キロメートルに及ぶというのが定説になっています。内部には小石を詰め、陸側に傾斜を持たせて海側を切り立たせています。築造を担当した国により、構造に違いがあります。

モンゴルウォーカー団体が今津の方を拝見した後に蒙古山之碑までにハイキングし、頂上にモンゴルの旗を上げました。

モンゴルウォーカー団体長の B. Bolor-Erdene氏の情報によると2023年3月3日〜5日の間に九州の熊本県八代市で開催された20ヵ国が参加された国際スリーデーマーチ2023 に参加し、3位になって銅メダルを獲得されています。ウォーカー団体が最終日にモンゴル民族衣装を着て参加し、モンゴルの文化を広めてくれました。感謝です。

因みに団体メンバーのN.Purevdash(75歳)は3日間ウオーキング大会に参加しています。

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