2024年10月20日に紅葉八幡宮で「平和への祈り」が捧げました。南蔵院、雷山千如寺の大住職たち、モンゴルのガンダン寺、ハムリーン寺、ダハン寺の大住職たちが参加しました。当日、元寇神社で「元寇七百五十年慰霊祭之碑」が有限会社石川建設より建立されました。
モンゴルのダンザンラヴジャ博物館がダンザンラヴジャの遺物の写真バージョンで博物館を作り、九州在住のモンゴル人やイベントに参加した日本人の目を楽しませて頂きました。そして神楽殿では、モンゴルとの文化交流に尽力していた小林芙蓉先生の書画展も行われました。
2024年10月21日、クビライ・ハーン侵攻で大きな被害を受けた対馬、壱岐の島々を訪問し、両島の寺院の宮司たちと合同の祈りを捧げました。駐日モンゴル国特命全権大使B・バヤルサイハン率いるモンゴルの僧侶や国民が同諸島を訪問するのは初めてです。対馬と壱岐の市長がはじめ、島住民たちが温かく迎えて頂きました。壱岐市白歯雪諸津観音に元寇750周年記念の合縁門を設立されました。
今日のイベントを通じて、両国の皆様にとって、過去の歴史的な出来事より多くの学びや新たな気づきを得ることができたと思っております。その上、僧侶たちの貴重な交流が、平和の大切さを世界へ発信するきっかけとなり、多くの国々に本イベントが参考になって頂くことを願っております。
平和への祈りが無事に終了を迎えることができましたのも、ひとえに皆さまのご支援やご協力とご参加のおかげです。
心より感謝申し上げます。