モンゴルの羊皮で日本の技術で作られているクッションが日本の皆様にお届けします。

日本で皮革素材を生産し、靴やバッグなどのメーカーやブランドに供給している山口産業株式会社で人と自然と環境にやさしい“ラセッテーなめし製法”を開発された。この技術を世界の皮革業界に広げて、全ての革素材をラセッテーなめし革にしたいと目標を立ててきました。

そして、海外の革工場の多くの問題を新聞記事で知り、ラセッテーなめし製法を伝えた結果、その問題はすぐに解決できるのにと様々な方に技術移転の相談を始めました。

すでにJICAを通じてモンゴル国に様々な支援や調査を実施していたコンサルティング企業から声がかかり、JICA民間連携事業に申請をして採択を得て、モンゴル国から2018年にスタートすることになり、MONYチ-ム(モンゴル国の“MON”と山口の“Y”)を作りました。

大草原の中で自然に遊牧民族がストレスなしで家畜されている動物「羊・ヤギ・牛・馬・ラクダ」の革をラセッテーなめし革になることはとても上質で貴重な資源になります。

MONYチームの作ったモンゴル羊の本革を日本国内のブランドやメーカーに見せる前に、直接消費者の皆様にMONYレザーを製品として実用的に使用できる形にしようと考えで完成したのが「ラグビーボール型MONYクッション」です。

ラグビー形にしたのはプロジェクト実施した次の年(2019年)にラグビーワールドカップが日本で開催されて、ラグビーの素晴らしさ、これからの時代に必要な考え方だと改めて強く感じたからようです。

そんな矢先にコロナショックが起こり、彼らも大きなダメージを受けました。海外ブランドからの発注も減少し、渡航もできない中で、改めて地球人としてどう次世代に未来をつなぐかということを見つめなおすきっかけになっています。 コロナの後に人と自然と環境にやさしい革を普及させ、誰一人取り残さない健康づくりにつなげられたらという想いで事業に取り組んで皆様から支援をお願いしております。

<支援金の使い道>

今回、クラウドファンディングを通じて得た資金の一部は、モンゴル国のすべてのタンナーにラセッテーなめし技術を伝えるための活動費と、モンゴル国のタンナーの職人たちが日本を訪れて自分たちも肌で街を感じ、日本の靴やバッグなどのマーケットを直接学んでもらうための渡航費用に使いたいと考えています。また、未だ「MONYクッション」には、ブランドとしての正式なロゴマークもWEBサイトも出来ていません。まして「MONYクッション」というのも、あくまでも仮のネーミングのため、支援をして頂ける皆さんから製品名称のアイデアも頂けたらと考えているようです。

詳しい情報と支援金の方法を以下のリンクでご覧になって下さい。

https://camp-fire.jp/projects/view/346467

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MONYチームのモンゴル側の担当企業からの依頼により、当名誉領事館は広告と宣伝をさせて頂くことにしました。