来年750年となる「 元寇げんこう 」(蒙古襲来)で犠牲となった対馬の初代 宗家そうけ 島主とされる守護代・宗 資国すけくに (助国)や武将らを慰霊する小茂田浜神社(舎利倉政司宮司)の大祭が12日、対馬市厳原町で行われた。コロナ禍の影響で4年ぶりに参列した宗家の子孫や、駐福岡モンゴル国名誉領事も初めて参加するなど、大勢の参拝者が手を合わせた。

シーテヴェ名誉領事は「地域の皆さんが一丸となって祭りを長年続け、大切にしていることに感動した」とした。また、「命令されて戦争に来た兵士たちへの慰霊は平和につながる大きな意味を持つ。さらに拡大、発展してほしい」と述べた。

宗家子孫の千葉県柏市の団体職員、宗中正さん(63)は神事と武者行列に参加。宗さんは、シーテヴェ名誉領事の参列を踏まえ、「対馬だけでなく、モンゴルや朝鮮半島の人たちを慰霊する意味で広がりは大切。祭りの趣旨をみんなで共有するきっかけになると思う」と話した。

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