福岡市西区西浦にある蒙古山(158・8 m)山頂にある蒙古塚記念碑が倒れたままになってるのを起こして元の姿に復元しょうと「九州沖・縄モンゴル友好協会」が声を上げ、モンゴルの留学生も支え、動きだしている。

地元にはこの山に元寇の死者を葬ったとか、山から元寇防塁用の石を切り出したとかの伝説があるそうで、1895年、地元の有志が山頂に記念碑「蒙古山之碑」を建てた。2005年の福岡西方沖地震で倒れたものと思われます。

福岡で暮らすモンゴルの留学生が蒙古山に登った時に先組の墓が崩壊している姿を見て「何とかできないものか」と同協会会長の進藤和昭さん相談したことがきかっけとなった。

昨年12月にモンゴル国名誉領事のシーテヴェ・アルタン・イルデン氏と現地を訪れ、思いを新たしにした進藤さんは「先組に対する思いがとりわけ強い、モンゴルの留学生の思いに応えるためにも地域住民にも声を掛け復元にこぎ付け、歴史を知り未来を考える場にしたい」と話している。

 

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